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増税や禁煙条例より喫煙者に対してケアが大切だ [禁煙をしてみた]

喫煙規制を求めている日本学術会議とかいうものがあるらしい。
そこが医学的な立場から喫煙規制を求めているそうだ。

それを根拠に、たばこ関連税の大幅引き上げを目指して超党派の
あほな国会議員が、今必要な国の無駄使いを減らすことを
考えなきゃならないのに、目先の増税による税収ばかり考えている。

※「たばこと健康を考える議員連盟」
(共同代表・中川秀直自民党元幹事長、前原誠司民主党副代表ら)

なぜそんなきついことを書くかというと、
今年、初めて警視庁により自殺者の詳細が調べられて19日に公開された。
その中で問題になるのが当然自殺した原因・動機である。
ここ10年間自殺者は毎年3万人を超えている。
昨年の平成19年は3万3093人。特定された自殺者2万3209人。
交通事故で死ぬ人よりも多い。

今回明らかになった自殺の原因・動機で一番多かったのは、
「病気の悩み(うつ病)」(6060人)

たまたまNHKのラジオを聴いていたらこの話をしていた。
医師の話によるとうつ病対策に関して我が国は遅れているそうだ。
確かに、仕事先のクライアントにはうつ病になる方がやたらと多い企業がある。
部署の中に一人ならいいが何人も発症しているところもある。

この治療と、リハビリでいい結果はほとんど聞かない。
ほとんどがていのいい閑職、休職。
そのために、人がいるはずなのに人がいない現象が起きて
残された人たちの仕事がハードになっている。

それが全国規模で今の日本で起きている現象のようだ。

そこですぐ頭にもたげたのは、アメリカでの調査で喫煙者の多くが
うつ病になりうる人という調査報告である。

ネット検索で「喫煙」「うつ病」「アメリカ」と調べてもらえば出てきます。

禁煙治療はどちらかといえば心療内科に属するみたいですね。
僕がいつも行く医師もその方面の人のようだ。

今ここでもし、国会の先生方がそろばん勘定した数字が確かだと、
現行のたばこ関連税は、1箱(20本入り、平均300円強)当たり約175円。
喫煙人口は現在の3600万人から3300万人。たばこ消費量は2700億本。
価格を1000円にすれば、喫煙人口は3100万人に減る、消費量は1440億本に減る、
税収は6兆2600億円に増えるという。
(産経新聞最終更新:6月3日8時0分)

消費税をアップするにはどうしても国民のコンセンサスがとりにくく、
総選挙があると思うと、急にいいアイデアがひらめいたとばかり
お調子に乗った目先のことばかりに走る。

もしここで、3600万人から3300万人の人がうまく禁煙できないとすると
うつ病予備軍といわれている人たちが、どれだけが苦しい思いを
することになるのだろうか。
本来ピラミッド型を形成しているうつ病人口が突然長方形になるかもしれない。
※下側は軽度のうつ病。

それと、どうしてもやめられない人もいる。

1日に875円の増税。それが毎日だと1年間で319,375円になる。
これタバコ購入費用が人を不幸にする可能性があし、
事件、事故、犯罪と広がる可能性もある。
密輸入された北朝鮮産の安いタバコが、
麻薬のようにタバコ売人により闇で売られるかもしれない。

この喫煙者の多さを考えてほしい。
国民の4分の1ぐらいも喫煙者がいるのだ。
タバコという人質を取り国は好き放題だ。

国が他国より遅れ、禁煙に対しての対策を国民に講じてこなかったのは、
この税収があったからだ。
何年か前にタバコは体にいいといっていた元厚生大臣がいた。

タバコはよくないしやめた方がいいかもしれない、
ならばやめればと嫌煙者は言うかもしれない。
やめられたらとっくに多くの人が禁煙していたでしょう。

もし増税するなら、この喫煙者に対してヒューマンケアをするべきた。
僕が飲んでいる禁煙治療薬は保険が使えない。
お金がないと治療も受けられない。

お金がない人は犯罪に手を出してタバコを手に入れるのか。
これはおとぎ話をしているのではない。
アメリカの酒税法を思い出せばいい。
シカゴギャングとアンタッチャブルの戦いが喫煙者と禁煙者で起きるのか。
ドラマではない。
差別は世界中で始まっている。


2週間後から全国すべてのたばこの自販機は「taspo(タスポ)」になる。
だがこのカード5月27日時点の発行枚数は、全国の喫煙人口の18%と低いまま。
タバコの自販機も減っているという。
東京だと「メーカーによる無償レンタルがほとんど」らしいが、
地方のたばこやさんは自販機を購入している人たちが多く、
このタスポ自販機の改修費用はたばこやさんの負担らしい。
いろいろ補助を受けて12万円。
最近のニュースでも売上が10-20%まで落ちて
タバコ屋廃業の話が増えてきている。
このたばこやさんに高齢者が多い。
タバコを売っているコンビニが多く深夜でも購入できる。
7月からはタスポでも深夜タバコが買えるように急に決まった。
ここまで自販機での売り上げが落ちると予想していなかったようだ。

それに引きかえコンビニでの売上が前年比6割増から2倍以上というから
何のためのタスポにしたのかわからないですね。
街のたばこや潰しですね
だからカードが増えないんだよね。

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