黒い鞄をぶら下げて歩いていると

今日は僕から誘い事務所のTくんと飲みに行く。

体調が戻りいつものもう一つの赤ちょうちんで生ビール、
その後にいろいろ悩んだが麦焼酎のボトルを飲む。
僕は芋焼酎や泡盛も飲むが、いま一つこの匂いが好きになれない。
甲類の焼酎は癖がないので飲める。
それと米と麦焼酎はそこそこはいける。

冷凍庫で凍らしたジョッキに霜が付き、中のビールも凍っていた。

遅くまで飲ませてくれるのでついこの店に行ってしまう。
家からほんの4分ぐらいにある店。
住宅地の居酒屋は閉まるのが早いが、千川通りから入ったすぐの筋の通りにある。
この店は遅い時間に仕事が終わっても飲めていいお店です。

いつものカウンターをやめてカウンター横の4人ぐらい座れる板敷の座敷きにした。
ママさんの勧めで厚手の座布団を2枚敷き引き、事務所のTくんと胡坐でゆったり飲んだ。

料理はすべて手作りでうまい。
付きだしはきんぴらごぼう。
ピリ辛でいいですね。

つまみに大皿の料理の里芋の料理を選ぶ。
これもピリ辛でうまい。
Tくんはあじのたたき。

焼きソバ、なすと豚肉の炒め物。

サービスで柿の種と、味噌と青唐辛子のあえ物。
これがいけません。
2本目に突入。

Tくん酒が強い。
付きあったら大変なことになる。
電車がある時間には帰そうと思っていた。

4年ほど前に一緒に仕事を始めたころ、神楽坂のダーツバーで〆で呑んでダーツをした。
二人とも同じような黒いショルダーバックだった。
取り間違えて持って帰ろうとして、タクシーの中で気が付き交換した。
僕は近場なの途中で降り、Tくんは自宅に帰ったが、
よくあることですが、Tくん鞄をタクシーに忘れた。
翌朝大変でしたね。
どこで忘れたのか覚えてない。
僕は僕で、交換したことさえ覚えてない。
もしかしたらタクシーに忘れたのではないかということになった。
領収書をもらっていたので問い合わせたら、
よくできたタクシーの運転手さんは、
僕らが乗ったそばの警察に届けてくれた。

同じようなことが他の人とやはりあった、その時は仕事先の人と飲んでいた。
お互いに黒いショルダーバックで同じメーカーなので間違えて家に持ち帰った。
早朝携帯が鳴った。
鞄を間違えたという緊急の連絡だった。
二人ともノートPCがかばんに入っていて、翌朝の仕事に必要なので、
酒が残っている状態で早朝待ち合わせをして、鞄を交換した。
別れてから3時間後ぐらいでした。

今日は8半ぐらいから飲んで気がつけば、店のママさんに言われて2時。
当然電車がないのでTくんはタクシーで帰る。
時は過ぎるのが早い。

それ以来黒いショルダーバックはつかってない。

家に帰ると娘二人がCS放送のアニマックスを見ていた。
何年も前に民放で流していたアニメですね。

それから更新。