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ドラム缶風呂に入りたい [カヌー]

下った距離の総計642キロ 本日10キロ

5月4日

どうしても気になっていたことをした。
キャンプ場から川に下りる石畳の階段の川に面したところに
去年の大雨のときに流れ込んだ土砂がたまっている。
畑から流れ出した土砂にはいろいろなものが堆積していた。
枯れ葉は冬を越した今、腐葉土みたいに黒い土に変色して
臭くなっていた。
ここからカヌーに乗り込む時どうしてもそのくさい匂いを
かぐことになる。
腐葉土なので畑に撒けばいい土なんだけど、
ここでは気温が上がりだすとどぶみたいな匂いがしてきた。
とうとう我慢ならずカヌースクールとガイドの仕事に空きができたので
スコップを持ち出して川の中の泥を川に流した。
本来は自然に川の流れで流れ込む雨や土砂は川に流されるが、
水害対策のコンクリの堤防が流れを完全に止めていた。
きれいな川でも流れのないところは水量が少なくなると堆積した
土砂が水面から出てきて臭くなる。
土砂の多くは自然に川の流れで運ばれてきた砂や土だ。
その土は水の中でも灰色だが、流れ込んだ土砂は黒くなっている。

この土砂は水中の植物プランクトンや水生植物などの植物連鎖の
一つになる。

風もなく暑い日だ。
カヌー用のシューズに短パン、上はTシャツ。
Aさんに声を変えてスコップをもって作業を開始した。
砂利に引っかかりなかなかスコップはささらない。
スコップを足でぐっと踏み込む。
何回もぐらぐらとゆする。
水の中の土砂なのでどうにかささる。
25センチぐらいに堆積した土砂を5センチぐらいづつ
剥ぎ取っていくようにすくっていく。
すくった土砂をスコップで川の流れに投げ込む。
固い土砂とやわらかいところがあり投げる前に崩れるときもあるし
まともな固まりで重いときもある。
固まりは水を含んでいて重たいので少しずつの作業になる。

すくった土砂が灰色の川に運ばれてきた砂の層と
堆積した土砂とのストライプになっている。
投げこんだ土砂はすぐに細かい砂になり川の中に濁りを作る。
荒い砂は沈殿して、粒子の細かい土砂は流されていく。

土砂の中にはいろいろな虫たちもいる。
川えびが集まってきそうだ。
それと小魚も。
その小魚を食べる大きな魚も。
それはブラックバスだ。
濁りがなくなれば魚が集まってくる。

このところこの匂いのせいで魚たちはキャンプ場前の石畳から
いなくなっていた。

スクールの申し込みが入りオーナーに呼ばれて急遽泥さらいを
中断した。
まだ三分の一ぐらいしかできていない。
受付のほうは上流までのカヌーの搬送で忙しそうだ。

今日の参加者は昨日より少なかった。
泥さらいをした格好にライフジャケットをつけて
IくんとNさんたちとで昨日と同じように講習をする。
雨が降らないので又水量が少なくなっている。
今日は風もなくいい天気だ。
今日はローリー・イネステーラーが家族とキャンプ場にきていた。
カナディアンカヌーを初めてする親子がいたので、
ローリーがカナディアンカヌーのイントラをしてくれた。

僕らはカヤックのイントラをした。
今日も親子連れが多い。
普段と比べてさすがにGWということもありアベックがに少ない。
流れの緩やかな水面に色とりどりのカヌーが浮かんでいる。
レッスンを受けていた人たちは楽しそうだった。

午後からガイドの仕事が入った。
ウェットスーツの上にそのままライフジャケットを着て出かけた。
日差しが強くて暑かった。
風がないのでウェットスーツを着ていると蒸れて余計暑く感じる。
今日も10キロのコースを降りた。
ローリーはカナディアンカヌー。
奥さんと息子たちはカヤック。
この息子たちとは去年の夏に一緒に25キロのコースを烏山から
下っていたので顔なじみだった。
今日も先頭を下った。
今日下った人はみんなの見込みが早いので、僕らもゆっくりと
川の流れに身を任せて川を下った。

ドラム缶風呂に入りたい。
ドラム缶風呂の周りにもテントが張られていて、
その中を裸でうろうろするわけにいかないので我慢する。

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