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生まれたんだ [カヌー]

下った距離の総計677キロ 本日15キロ 5月21日ぴーかん

 

病院から帰るとオーナーがねていたらと、進めてくれた。
その気になり、寝室のベッドで横になり目を閉じる。
痛みが波状的に襲ってくる。
寝ている姿勢を変えても痛みは続く。
映画やドラマで見る人が苦しみもがく姿を思い浮かべる。
だめだ、寝てられない。
ものの5分で起き上がりPCが設置してある廊下で作業。
そこまで歩くのも足を引きずっている。
何かをしていれば痛みが少しは忘れられる。
でも、時々襲って来る痛みで声が漏れる。
うっ。
なかよしキャンプグラウンドのPCのメンテナンスをする。
FREEのFTPソフトと画像ソフトをダウンロードして
インストールする。
初めての人には少し扱うのが難しい。
ま、覚えてもらいましょう。
そんな作業はすぐ終わってしまう。
それじゃ、新しいブログでもとniftyのココログを調べる。
登録してみようと思い作業をする。
どうしても痛みが我慢できず鎮痛剤が飲みたくて
買い置きのお菓子をあさる。
甘いものが無性に食べたくなる。
流行のカカオのビターの%が高いものを二かけら、
ほかのチョコレートを二つぶ。
マシュマロを二つほどとりあえず腹に入れて
抗生物質を腹に詰め込む。
次に痛さを忘れるために前日あけてあったワインをこっそり、
訂正、堂々と明るいうちからぐいぐい飲みだす。
それを見て、誰かさんがいっぱいだけといいそばに来て
ワインを飲んで消える。
飲めば血液の循環がよくなり余計痛みが増しそうだが、
ここでも映画やドラマのワンシーンを思い出して、
近くに誰もいないのをいいことに
なにごとも勢いだと思い飲む勢いをつける。
鎮痛剤とワインが胃の中で混じりあい体に吸収されだした。
すぐに目がとろんとしだした。
でも痛みは相変わらず続いていた。
目の前で夕食の配膳が終わりスタッフが集まり食事が始まった。
目の前に出されたものをどんどん食べた。
時々襲う痛みでまた声が出る。
それを見て陣痛だといわれてしまう。
未婚のスモールJが
「私は未婚だからその痛みはしらない」
とほざく。
そんなこといわれても周期的に痛みが襲う。
明日は足がみみず腫れになっているのだろうか。
赤くただれているのだろうかと心配になる。
そう思うとまたあるだけのワインを飲み干してしまう。
さすがに2本近くになると酔いで感覚がおかしくなる。
でも痛い、そして眠くなる。
食膳の後ろにおいてあるソファーに横たわる。
「この時間に寝られると深夜起き出してうるさいから
後で迷惑だ」とからかわれながらもそのまま眠り込む。
2時間近く熟睡した。
寝ている間に誰かが毛布を掛けてくれた。
起きるとまだみんな起きていた。
時間はまだ10時ぐらい。
それから又みんなと飲み仲間タイム。
でも痛みもそれに加わってくる。
でも気持ち痛みが和らいでいるようだ。
12時近くになるとそろそろみんなおねむの時間。
気が付けば、オーナーは寝室に去り、
僕が寝ていたソファーにSHIHOが寝ていて、
スモールJももう一つのソファーで寝ている。
REAも寝るということなので二人を起こして
僕も寝ることに、2階への階段を上がるのも
手すりにつかまり上った。
痛みが鎮痛剤とワインと交じり合って覚醒していた。
さっきと違い痛みよりも睡魔が勝ってすぐに眠りに落ちた。

翌日起きると痛みが消えていた。
起き上がり立ち上がっても痛みはなかった。
階段を降りても痛みがない。
前日の痛みがうそのようだった。
事務所のテーブル脇のいすに座り恐る恐る病院で処置してくれた
シップをはずした。
真っ赤に腫れているとかまだらになっているとか心配だったが
多少むくみみたいなことはあるが傷口も蚊に刺された程度だった。
よかった。

そこにいた人曰く、「生まれたんだ」


何も食べずに入れたてのコーヒーを飲んで薬を飲んだ。
これが多少残っているワインと混じりあったようだ。
とてもハイな気分だった。
それが間違いだった。

結果、今年初めての沈をするでもハイ。
何をしてというわけでもない。
ただ、艇は傾きそのまま体は水の中に左から沈んだ。
水の中は岩のせいで白い泡がわいて視界がきかない。
それでも目の前に大きな岩が見えた。
カヤックは完全に沈没(ひっくり返った)した。
フィットしたカヤックに入ったままスクロールしようと思った、
でも体が反応しない。
数秒逆さの状態で水の中にいた。
息の仕方がよかったのか鼻から水が入らないし
別に呼吸も苦しくなかった。
寝の前に大きな岩が見えた。
危ないのでそのままスプレーカバーのひもを引きはずして。
足を突っ張り体を伸ばす。
後はカヤックから抜け出してセルフレスキュウをすればいい。
早い流れと多少きつめのボディのために体が抜けない。
しりからカヤックのボディから抜け出せたが、膝宛が膝ぶつかり
うまく抜け出せない。
そんなに足が長いわけじゃない。
ライフジャケットの浮力で体がよじれていた。
でも、ぜんぜんあわてていなかった。
息も続いていた。
その間もカヤックからの脱出を試みた。
多少膝に負担がかかったが沈脱。
時間がかかったせいでカヤックの中に水が相当入る。
浮かび上がると反対側に浮かんだパドルを
SHIHOがキャッチしていた。
パドルを返してもらい流れながら川岸の岩場まで泳ぐ。
その後、カヤックの水抜きをして先ほどの流れに
再チャレンジする。
悔しいというか、今どうしたんだろうか?

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コメント 2

natsu

むかで・・・痛そうです。
蜂も気をつけてくださ〜い
蜂にさされるとアレルギー性のショックで死んじゃう人いますから・・・
私も1度目さされたときは何でもなく。2度目は全身じんましんが出来てしまいましたから
次さされると・・・・限りなくまずいことになりそうです。
by natsu (2006-05-22 17:07) 

村民サーフカヤッカー

外に乾した靴を履くときは、これからは気をつけます。
早速したことは、乾いた靴を又流しで強い水圧を掛けて洗うこと。
乾した意味がないじゃないの。
by 村民サーフカヤッカー (2006-05-26 00:10) 

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