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3.楽しかった思い出 [カヌー]

多少自信が付いてきて思い切って、動かない指にテーピングをして
ツーリングに参加した。
2本の指は動かないままである。
パドルを漕いでいるうちに指を固定したテーピングは粘着性を失い
取れてしまう。
それでも僕はガッティーノに乗りたかった。

初めての川下りは15人ぐらいのツーリングだった。
相変わらず流れの中でくるくる回った。
でも沈没をすることはなかった。
川の周りの景色を眺める余裕もなかった。
ただひたすら前を下る人についていった。
瀞場、早い瀬、波が立つ岩場まったく記憶にない。
今でも覚えているのは途中で休んでみんなで川で泳いだことだけ。
そこの岩場は今と流れが違い川幅が広くなり流れが早くなっている。
それ以外はよく覚えていない。
そのときは必死で川を下っていたに違いない。

そのとき知り合いになった人がいた。
リバーツーリングについていろいろアドバイスをしてくれた。
つくばのほうでスポーツ用品の店にいるというので
一度訪ねていきいろいろ買い込んだことがあった。
先月その人が亡くなったということを聞き驚いた。
僕よりも一回り以上若い人だった。


息子と遊びたくて子供用のポロ艇も注文した。
その2艇を車に積んでなかよしに行きキャンプをしたり
リバーツーリングを楽しんだ。
自宅から上流の千代橋までかみさんにカヤックを車で搬送してもらい
自宅前の水戸の市街地までのリバーツーリングを子供と2人でした。
平野部を流れる那珂川は流れが遅いのでひたすら漕いで下っていく。
時間にして4時間ぐらい。
市街地に近づくにしたがい川の水は汚くなる。
自宅そばでは市街地から流れ込む下水のためか
水が臭くなっていく。
川を下ってるときには気が付かないが、カヤックから降りると
きていたセミドライのウェアからどぶのような匂いがした。
毎回、井戸で頭から水をかぶりそれからカヤックも掃除した。

冬はスキーをするのでカヌーはオフにした。

翌年もなかよしに行きだした。
オーナーが僕のことを覚えていてくれた。
挨拶は「下流に住んでいるKです」というのが挨拶になり、
いろいろお話を聞かせていただいた。
そのとき初めてなかよしでもカヤックを売っていることを知った。
息子と2人で久慈川のタイムレースに参加したくなり
黄色いダンサーのXSを購入してしまった。
ポロだと回転性はいいがタイムレースはきつそうだった。

XSがなかよしに届いたという知らせが入り週末なかよしに出かけた。
ダンサーはバランスがいいしきれいなカヤックだ。
小さなポロ艇はなかよしに預かってもらう。

二人で烏山からの25キロのリバーツーリング計画を立てた。
翌週なかよしから搬送してもらい他のグループのお客さんたちと
烏山をスタートした。
そのグループとはすぐ分かれて二人だけで先に下りていった。
子供が小学4年生のときだ。
烏山からは下ったことがなかったので安全なコースを選んだ。
2人とも最後まで沈せずに下った。
楽しかった思い出である。

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