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ただでさえ僕はチキンなのに [カヌー]

下った距離の総計747キロ 本日15キロ 6月25日 曇り

心構え無しの25キロのツーリング。
好きだから川下りに向かうが、川の状態がわからずやや不安。
でも水位が下がっていたので流れは多少は想像が付く。
そしてはじめてバンディットで川を下る。
練習で少しは乗っていてなんとなく苦手だったが気にせずに乗る。
当たり前だ。
カヌーを乗りこなしていない人に乗せていて僕が乗らないのは
よくないし、そのカヌーの特性を知っていたほうがいい、
乗りなれない人に乗り方のアドバイスもできる。
兄弟艇のターボには何回も乗っていたが
微妙にスターンデッキが波にとられる感じが嫌いだった。
メルヘンチャペルで教わった基本動作を心がけて乗っていると
まったく気にならなかった。
改めて基本は大事だ。

翌日は1年ぶりのお客さん。
川を下っているうちに起きた印象的なトラブルを体験した
グループだった。

渇水の時期になると川の流れが大きく蛇行する。
直線的に流れていた流れはS字のカーブや蛇行した
流れが川の中に生まれる。
水没していた木々にも蛇行した流れがかかり、
枝に流れが強く当たる。
その流れに乗りまともにカヤックで木に突っ込んだ人がいた。
それが今回1年ぶりに下った人がその張本人だった。
でも2回目のレッスンうけてカヤックを基本どおりの
操作でコントロールできるようになっていた。

流れは水面下では枝をよけるように川底方向に
渦を巻き水面のものを川底へ飲み込んでいた。
その日、白いダンサーで下っていた女性がそこに突っ込んだ。
枝に引っかかりつかんではいけない枝をつかんだ。
流れに任せていればカヌーと人はそこから流れて
いったかもしれないが、つかんだことでカヤックは傾き
そこから水が流れ込む、そうすると余計人は枝から
手をはなさいない。
そのうちにカヤックは水面下の枝に絡みつく。
そこで人も流れに引っ張られて枝に絡まるとおぼれてしまう。
その人は枝から手を離して流れに流された。
でもカヤックはそのまま枝にからみ水面下に沈んだ。
枝の下の川底は川の流れにえぐられた土手で足が付く深さ。
でも流れが強いのでまともに近づけない。
そこで下流でカヌーを降りて土手伝いに近づく。
泥だらけになる。
手入れがされていない土手に生えている柳の木は
ブッシュになっていてカヤックのそばによるのも大変だ。
半ズボンでTシャツのいでたちの体に擦り傷が増えていく。
スタッフは3人いたということで僕はカヤックを回収に向かった。
今思い出すと怖いし危険な状態だったが
やり方一つでそれは当たり前のことだと思う。
いままでそこでなん艇ものカヤックが沈没している。
このコースは初心者にとって怖いところだ。
コントロールができればなんともないところ。

この場所のそばに来て去年の出来事をお互いに思い出す。
今回は水量がありその木の生えている辺りはエディになっている。
エディに入りみんなでゆっくりとその木を眺めていた。

今週末の川くだりの収穫は、自分から瀞場で沈をした人がいたが
下っている途中で波が立つ岩場や瀬で誰も沈をすることなく下った。
そして流れや波をデズニーランドの乗り物より面白いといって
波にチャレンジしていた。
僕はうれしかった。
ただでさえ僕はチキンなのに。

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