2週間ぶりの帰宅

2週間ぶりの帰宅

予定が狂い昨夜は深夜の3時半過ぎまで
仕事をすることに。
当然の事だが自宅には帰れない。
途中夜食でうまいものを食べに行く。
炭火焼のチーズフォンデュ。
これがうまい。
だがその後に仕事がある。
仕事が終わり5時ぐらいまでCS放送の映画を堪能。

外へ出てみると先ほどまでは黒い筋に見える雨が
白い雪に変わっている。
道路のアスファルトはまだ黒く濡れていた。

目覚ましを朝の11時半に合わせて起きたのは
45分ぐらいになっていた。

前夜に入れたコーヒーをデンシレンジで温めて飲む。
牛乳を買い忘れていたのでブラックだ。
厚切りのパンのトーストを焼いている間に目玉焼きを作る。
目玉焼きなんか作ったのはいつの事か覚えてない。
何年ぐらい前の事か。
12時のニュースを見ながら食事をする。
食べた量が物足りないので、今度はインスタントラーメンを食べる。
具が卵だけで何か物足りないがとりあえずは腹がいっぱいになる。
これから寒い山の自宅に帰るのでちょうどよい。
CS放送でロビンフッドを放送していたが途中で見るのをやめて
自宅への帰路へ付く。

自宅そばの大塚公園の拾い広場では東京ではなかなか見れない
雪だるまを作る数家族の親子がいた。
高い木々に囲まれた広場のせいか風の吹き溜まりに鳴っているようで
周りの木立の間の地面より雪が積もっている。
その大きな雪の玉を転がしている。
土のグラウンドなのでたっぷり雪をまきながら転がすと、
土が付いた雪を巻き込んでいく。
子供たちとそんな事をしたのはいつの事だったろうか。
成人式をした子が2人。再来年にもう一人。

帰りは久しぶりに特急に乗る。
車窓からは白くなった東京の街が雪でかすんだ視界の中で
ぼかしのように遠くの街が白に溶け込んでいく。
遠くの空のほうはグレーの世界だ。
昼間から降る雪をこの時間見る事はなかった。
部屋に閉じこもり仕事をしているか寝ているか。

都心を離れるしたがい積もっている雪が多くなる。
低気圧は南関東から離れた太平洋上を移動しているせいで
北関東に行くほど雪が少なそうだ。
実際、特急が埼玉県に入る頃には積雪が少なくなるが
秩父の山間部近くの自宅に向かうにしたがい山の気候で
また積雪が増える。
湿った重そうな雪だ。

ゆっくり移動する低気圧が通り過ぎた後には北から張り出した
寒気団のせいで、あすは北関東から雪がまた降りだす。
という事は、明日の深夜に東京へ車で単身赴任先に向かうときは、
凍り付いた雪道に雪が降り続いているという事だ。

駅から1時間に1本のバスに乗って家に帰ってみよう。
チェーンを付けがたがた走っていて騒々しいが、
自分で運転しない分楽である。
そろそろ特急は最寄の駅に着く。