SSブログ

カヌーを楽しむ:その7 [カヌー]

川の水は透明できれいなほうがいい。
でもそんな川は少ない。
川は生きている。
川は生きているから微生物もプランクトンも魚も
植物も生きている。
そこに鳥や動物たちが来る。
人はその水を飲む。

人が何もしなくても川は天気に合わせてどんどん代わる。
土砂崩れで川の水が褐色に濁ることもある。
大雨の後の増水で上流のいろいろなものを下流に流していく。
人が川原でごみとして捨てた飲料水の感やペットボトル、
弁当の発泡スチロール、お菓子やいろいろなビニールの袋や
ポリエステルの半透明の袋、農薬の入っていた袋、
野菜のくず、スイカの食いかす、オモチャ、ありとあらゆる
ものが流れてくる。

川はそれを許している。

増水していた水が引くといろいろなものが川に隠れていた岩や、
川岸の木々に張り付いて出てくる。
荒涼とした眺めになる。
自転車、オートバイ、車、農機具、それらが散乱する。
どこかの都市のどぶ川のように人はこのきれいな川をいたぶる。
人がこの自然をどれほどいたぶっても
それでも川の水は枯れることなく流れている。

川を大切にしないと。
僕らの大切な川だから。
僕らの大切な命の源だから。
できることからしないとね。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。